現地セミナー
IMAC LEVEL ONE
可動域評価と四肢
IMACの基礎となる「二十経絡可動域評価法」を中心に、体の仕組みを学んでいきましょう。このセミナーを通して、奇経八脈と十二正経に対応した可動域評価を活用し、複数の筋群を同時に評価することで、全身の状態をより深く理解できるようになります。評価や鑑別の際に大切なスキルとして、ツボや組織の質感、筋膜のつながりを手で感じ取る方法に時間を費やしていきます。
神経リンパ反射点の使い方も紹介し、反射区から内臓周囲の筋膜が緩み、リンパ循環が良くなる方向をみつけると可動域にも変化が出ることを体験します。実際の可動域制限や体の状態を改善するためのアプローチとして、筋筋膜、骨膜、関節へのアプローチやツボの活用方法、アイソメトリクスの行い方を中心に学んでいきましょう。
直接法、間接法、ニュートラルの三つのアプローチ方法の違いを感覚的に理解し、練習を重ねていくことで、自信を持って実践できるようになっていきましょう。この二日間のセミナーを通して、オンラインでは得られない「感覚」を学び、全身を可動域を通して評価し、改善するスキルを習得してください!
セミナーで得られる知識と技術
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二十経絡可動域評価法
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奇経八脈と十二正経に対応した可動域評価の理解と活用法の習得
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全身の内臓や筋骨格系の状態を、可動域を通して評価できるスキルの獲得
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オンラインクラスEROMで学べる可動域評価の実践方法の体得
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触診と手の感覚の向上
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ツボがある部位の感覚を学び、的確にツボを見つける技術の向上
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可動域におけるエンドフィールを感じ取り、制限を正確に評価するスキルの習得
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四肢から筋膜の繋がりを感じ、膜の連続性を評価できる技術の向上
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層ごとの触診に慣れることで、体を3Dで捉える視点の獲得
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神経リンパ反射点の使い方
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内臓、筋骨格系、経穴の関係性の理解
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可動域制限が神経反射や体液循環と密接に関係していることを理解するスキルの習得
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可動域制限改善のアプローチ
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筋筋膜へのアプローチを学び、四肢の主要な筋群に対応できる技術の習得
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筋へアイソメトリクス筋収縮で直接刺激を入れていく方法の紹介
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骨組織や骨膜を通じて、結合組織が適切な圧で変化することを体感
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関節へのアプローチとして、ニュートラルポジションでの組織変化を学ぶ
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ツボを用いた可動域の変化を実際に体感し、技術として習得
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三つのアプローチ方法(直接法、間接法、ニュートラル)の理解と実践
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組織の抵抗方向を感じ取り、各アプローチの適用法を理解するスキルの向上
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可動域を通じて、自分のアプローチがどのように効果を発揮しているかを確認する能力の獲得
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Schedule:
2025年3月22〜23日@東京
IMAC LEVEL TWO
軸骨格と内臓
IMAC Level 1で学んだ内容を復習し、さらに脊柱や肋骨、頭部の軸骨格、そして内臓へのアプローチ方法を学んでいきます。十二正経の名前にも関係がある臓器を中心に、内臓の機能、発生過程、どういった制限が多いか学んでいきます。また、自律神経系と脊柱、内臓の関係を中心に軸骨格の働きを学んでいくことで、四肢の可動域から軸の状態、その逆の理解も深めていきましょう。最後に、目や耳が全身に与えている関係性も学んでいくことで、感覚器官の状態が全身に影響を与えているのも理解できるようになるでしょう!
セミナーで得られる知識と技術
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軸骨格へのアプローチ
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脊柱・肋骨のメカニクス、評価法
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脊柱・肋骨と呼吸の関係
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脊柱へのアプローチ(軟部組織、骨組織、液組織)
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兪穴と募穴の活用法
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内臓へのアプローチ
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肺、心臓、肝臓、腎臓、胃、十二指腸、小腸、大腸、膀胱
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胸腔・腹腔・骨盤腔と横隔膜の関係
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経絡と内臓の関係
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神経リンパ反射点と内臓の関係
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発生過程と内臓の関係
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自律神経系と脊柱、内臓の関係
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交感神経系・副交感神経系へのアプローチ
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頭蓋仙骨システムの概念
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感覚器官(目・耳)の全身への影響
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全身を表す器官として、目と耳を用いる評価法
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Schedule
2025年4月12〜13日@大阪
IMAC LEVEL THREE
統合編
今まで学んできた内容をもとに、全身を統合していきます。四肢と軸骨格、中心軸と水平面を体の指標として、発生の動き、経絡の走行、組織の形態から、どのような力が体に働いているのか探求していきます。二十経絡可動域評価法を用い、各可動域と経絡間の関係性を評価できるようになり、制限がある部位だけを改善するのではなく、どのシステム、どの部位に一番制限があるか鑑別できるようになっていきましょう。
セミナーで得られる知識と技術
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肉体の理想的な状態
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中心軸と水平線
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四肢と軸骨格の関係
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分化と統合
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各経絡の関係性
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奇経八脈と十二正経の関係
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五行図、六行図の関係
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経絡と発生の関係
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発現の過程
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可動域の関係性
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各関節可動域と体の他の部分との関係
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鑑別評価の精度の向上
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優先可動域制限の見つけ方
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経穴を用いた鑑別方法の応用
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アプローチ方法
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レベル1と2で学んできたアプローチ方法の復習と応用
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流注、六行図を用いた改善方法
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Schedule