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執筆者の写真Hiroki Sato, MS, ATC, CR

Energetics


先週末は出張でボディートークの創設者、ジョン先生の通訳をしていました。クラスの内容は「Energetics」。と言われても、どんな内容なのかピンとこないままクラスを迎えました(苦笑)。

クラスの内容を要約してしまえば、体の臓器をどう考え、どう構造的にアプローチしていくかというとてもオステオパシー的な内容に、ボディートークの概念とジョンの経験と研究内容が足されているような内容でした。カイロプラクター、オステオパス、鍼灸師として40年の経験を持つ彼ですが、最新の研究にも興味があるので、色々と新しい情報を取り入れているのがわかります。

今回僕にとって一番興味深かったのは、水の第四相として知られる、Pollack博士のEZウォーターです。彼の研究は数年前にロルファーの先生がfacebookでシェアしているのを見たことがあったので、聞いたことはあったのですが、今回初めて彼の研究内容をyoutubeで見てみて、とても面白そうだと思いました。日本語でまとめてくれているのはこちら

英語が分かる人は、TEDでのプレゼンテーションと、2013年に行われた様子の講演、「Electrically Structured Water」を見ると研究内容がハイライトされていて面白いと思います。


TED


Electrically Structured Water, Part 1


Electrically Structured Water, Part 2

水が何かに触れている表面の部分で構造が異なるというのはとても興味深いですね。EZウォーターの部分は負に帯電していて、実際にEZウォーターの部分と普通の水の部分で電流を流すことも可能です。動画のパート2でもあるように、人体内における研究の可能性も色々あります。体の中の99%の分子構造が水。体表面も入り組んでいますからね。腸内を想像したら、EZウォーターだらけなのではないでしょうか。血管内の血流がEZウォーターの働きと関係しているのではないかというのはとても納得できますし、赤外線によってEZウォーターが作られるというのも、面白いですね。捻挫など、怪我をした後すぐに腫れる理由のセオリーも紹介してくれています。急性期の捻挫の腫れが、手技で一瞬で引いてしまうことは個人的にも経験しているので、人の手によるアプローチで体内に帯電するEZウォーターの層が作られ、それによって体液の流れが生まれ、治癒が促されたりする可能性はありえますよね。マイクロカレントが有効な理由も帯電させることでEZウォーターの層が作られるのを促すからかもしれないですね。

また、Exclusion Zoneが作られていく時の粒子の動きが、バイオダイナミクスで見る原形質のビデオで出てくる体液の動きと似ているのも興味深いですね。発生のプロセスで、細胞分裂を繰り返すことで体表が増えていき、それによってEZウォーターの層が増し、帯電し、体流が生まれて中心部分に原始線条などが構造化されていくのかもしれないですよね。実際に科学的にそれを証明するのは難しいと思いますが、色々と想像は膨らみます。

何にせよ、水って本当にまだまだ知らないことばかりなんだなぁ、と言うことを彼の研究内容を見ていて思いました。

久しぶりにボディートーカーの人達、そしてジョンにも会えて楽しかったです!!


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