最近、オステオパシー関係の通訳を二回とソースポイントセラピーのクラスを行わせてもらいました。
両方とも「みる」時間が長く、とても良い学びとなりました。特にオステオパシーの通訳は二クラスとも同じテーマだったのですが、一回目と二回目の間が二週間あり、実際にセッションで体験した後に二回目のクラスで復習できるというベストなタイミングでした。
毎回そうですが、同じクラスの内容であってもメンバーが異なると内容も若干異なるので、その違いが面白かったです。そして、そのオステオパシーのクラスで見ていた現象と同じようなことが、
ソースポイントのダイアモンドポイントでも起こるのも、また興味深いですね。
「みる」と言っても、「見て」いる訳でも「診て」いるのとも違い、強いて言うなら「観る」に近い感覚でしょうか。一般に言う視覚で捉える情報というよりは、五感すべてを使って「みて」いる感じでした。空間と言っても、何もない場を見ているというよりかは、肉体の周りをみている感じですね(分類方法は色々あるので、下の図は一例です)。
術者の手が動いていない時でも、体の中や周りで起こっている変化は、大きな動きではなくても実際に「みる」ことができます。体を肉体だけで捉えてしまうとそこにあるであろう解剖学にしがみついて、肉体の周りで起こっていることが分からないのですが、肉体を触りながらも周りの空間での変化も分かるようになればなるほど、今どんなことが起こっているのか理解が深まります。
最近の話題を例にすれば、ポケモンGOをプレーしていてスマホの中の世界に躍起になっていると、
現実世界の周りで何が起こっているのか分からないのと似てますね(笑)。スマホを見ながらも、外の世界にも意識を置いておくように、肉体を感じながらも、周りにも意識を広げておきます。一箇所に意識をギュッと固めてしまうのではなく、全体性の中にあるものをみる感覚ですね。
これは簡単にできるようになるものでもないですが、感覚が養われてくるのにしたがって、先人、偉人、先生達が言っていることが分かるようになってきて、「こういう世界にいたのね」と本当の意味での理解が深まっていく気がします。AR、VRも面白いですが、現実世界も面白いです。保存保存保存