top of page
執筆者の写真Hiroki Sato, MS, ATC, CR

誕生日の振り返り

更新日:2019年11月12日


11/28(火)に誕生日を迎えました。

週末に行われていたIMAC体幹編でも祝ってもらったので週末から誕生日気分。

facebookでお祝いのコメントやメッセージに返信している間はずっと誕生日な感じがするので、やっと今日になり抜けた感じです。沢山の人にお祝いしてもらい、良い形で歳をとることができました。

ありがとうございます。

誕生日は毎年今までの歩みを振り返ることにしているので、今年も少し書き残しておきます。


IMAC体幹編の懇親会 とても楽しい時間でした

11/27、28は、エドが来日してくれていたので再会してきました。

その時の様子については後輩ロルファーのアッキーがブログに載せてくれているので、こちらでは割愛します。

エドは心理学からはじまり、禅や日本文化に興味を持ち、そこから体を主とした心理療法に興味を持ちアイダ・ロルフ博士に出会いました。その時の経験がキッカケでロルファーになり、50年近くロルフィングを行なって来ています。

印象的だったのが、「アイダは科学者の視点で体を見ていたから、体を肉体として外科医のようにアプローチしていた。」とエドが言っていたことです。

それに対して、エドは心理学的な観点から、体を通じてどのように人の心があるか、自分は体だ、という観点で体と対峙しています。どちらが良い悪いではなく、バックグラウンドや興味が異なればアプローチ方法や見方も異なるということです。

自分は、アスレチックトレーナーというバッググラウンドで、パフォーマンスを最大限に引き出す為にロルフィングを学びはじめました。

正しい効率的な動きという意味ではボディーワークですが、それと同時にアスレチックトレーナーとしての、より早く競技に復帰できるように手助けする、痛みをとる、という治療的な観点も持ちながらロルフィングを学びはじめました。

ロルフ博士もオステオパシーにすごく影響を受けてロルフィングを発展させていったことから、オステオパシーの治療や観点にも興味がとてもあります。機能解剖学・生理学などの「仕組み」やソースポイントのエネルギーと体の関係もまだまだ探求中です。

アイダが残してくれたロルフィングを通して、エドはエドのロルフィングと人生を歩んでいったように、自分は自分のバックグラウンドと見方からロルフィングと共に人生を歩んでいけば良いんだな、と今回エドの話を聞いていて明確になりました。


2009年。エドとの初めてのセミナーにて

エドと初めて会ったのは2009年。まだ若い!

自分が日本に帰って来てからすぐの時です。ちょうど28歳でした。

土星が戻りはじめるのは28から31歳の時だから、これから人生が変化するだろう、みたいなことを言われて、当時は何のこと???という感じでしたが、それから日本での活動が本格的に始まりました。

その年に結婚もしました。2000年に渡米してからアスレチックトレーナーを目指し、アスレチックトレーナーとしてやっていた時とガラリと考え方もアプローチも変化していった数年でした。

エドとは2009年から6年間、通訳として関わらせてもらいました。

クラスで毎年行うトーニングとセントラルチャンネルの瞑想。

それを通して自分の成長を体で感じる良い機会でした。はじめの3年ぐらいは頭で抜けない感じがありましたが、それ以降は毎年中心軸の幅が広くなっていったのを良く覚えています。

今回も3年ぶりのトーニングでしたが、スッとセンターが通り、音が全体に響いていました。クラスでトーニングをした後の静寂は、その時間が永遠に続くのではないかという感じで今でも心に残っています。

2014年が最後で、今回まで少し時間が空いていましたが、その間にエドの長年のパートナーであるジェームスが亡くなってしまいました。ジェームスは、3年目からエドと一緒に来日していて、朝のパートを受け持ってくれたり、エドとは違う感じで私たちをサポートしてくれていました。

ジェームスの教えでよく覚えているのは、「Remember to Remember」。

ジェームスの師匠が言っていた言葉だそうですが、「覚えておくことを忘れないように」ということです。

「胎児の時はへその緒で母と繋がっていますが、生まれてからは呼吸を通して地球(母)とつながっているんだよ。」というメッセージです。

他にも、彼のこと、彼がシェアしてくれたことは良く思い出します。

今回、皆と思い出話で心温まりました。


2014年。エド、ジェームス、ゆうた、僕、アッキー


2014年。クラスのみんなと

28日の朝は、そのジェームスの追悼式を行いました。

肉体の終わりである死ですが、存在が消滅するのが死ではないのを改めて感じさせてもらいました。

エドも気持ちに一区切りついたのではないかと思います。


2017年。ジェームス追悼式のあと

そんな感じでちょっとセンチメンタルになる時もありましたが、27日の夜には似顔絵ケーキと一緒にお祝いしてもらいました!

そっくり!

エドとの再会と共に、良い思い出になりました!計画してくれた皆、ありがとう!



今年の誕生日はこれまでのロルファーとしての歩みを振り返るのに最適な1日でした。

自分の昔の写真を振り返って、悪くない年のとり方をしてるな!と思います。

TENも今年で3周年です!TENに来てくださる皆さん達のおかげで、良い場所になってきています。

来年はロルファーとしても10年目の節目です。またどんな1年になるか楽しみです!

閲覧数:200回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page